うつ病には香りからのアタックも重要である
うつ病の原因としてはまだはっきりと解明できていない部分があり、人によって症状も多岐に渡るために、完治するのには多くの時間を必要とすることが多いです。そんな中、アロマテラピーのような香りからのアタックをすることで、うつ病の症状が緩和するという話があるというのです。
アロマテラピーといえば、古くから活用されてきた自然療法なので、投薬に頼るだけでなく試してみても良いかもしれません。
うつ病にアロマテラピーが効果的な理由は?
うつ病の原因としては、人間関係・疲労・ストレスといった多岐に渡ることが多いために、一概に正確な診断が下せないという問題があります。しかしアロマテラピーの香りは、脳に直接アプローチをかけることで神経細胞をリラックスさせて、心の安定をもたらす効果があるというのです。
意外にも、嗅覚から受ける影響は大きいということが理解できるでしょう。
うつ病改善に効果のあるアロマテラピー4つとその効能は?
後半では、多くのアロマテラピーの精油の中で、特にうつ病に効果が期待できると考えられているものを4つだけ取り上げてご紹介いたします。個人の香りの好き・嫌いもあり、効能にも個人差がみられるという点を承知のうえ、試していただけると幸いです。
ベルガモット
ベルガモットは、爽やかな柑橘系の香りがするアロマの1つです。ハーブティー・紅茶といった香りづけに使用されることも多いことからも、お昼のひと時を心穏やかに気持ちを落ち着かせた状態で過ごすことができるといったメリットがあるというのです。
抗うつ作用・鎮静作用のほか、食欲増進・疲労回復・殺菌作用も期待できるという点が女性に嬉しい効能でしょう。
オレンジ
果物でもお馴染みのオレンジですが、アロマオイルにもその香りが存在して、部屋中をすっきり爽快な状態にしてくれます。安心感を与えることでうつ病の改善効果が期待できる以外にも、デトックス効果・健康維持・ガンの予防効果さえも期待できるとして、日々研究が重ねられているというわけです。
ローズ
ローズには鎮静作用があるため、その上品な香りで気持ちを落ち着かせて、私たちに幸せな気持ちをもたらしてくれます。時には楽しい気分になって、気持ちが高まっていくこともあるといいます。ローズには女性ホルモンバランスを整える働きがあるため、更年期障害・生理痛などに悩む女性の強い味方ともいえるでしょう。
抗うつ作用以外にも、疲労回復・抗菌作用・整腸作用などが期待されているのが特徴です。
イランイラン
イランイランは強くて情熱的な女性を彷彿するような、強めの花の香りを放っています。多くの香水・バスソルトに使用されていることからも、女性にダイナミックでセクシーな印象を植え付けるような個性の強い香りだといえます。
その香りの通り、セクシーな気持ちにさせるという作用もありますが、気持ちを高めてうつと戦う効果も期待されているのです。他にもホルモンバランスの調整・血圧の安定・子宮を守るといった作用がある点で、うつに関係なく常用する女性も多いといいます。
まとめ
うつ病は心の病ですから、薬を飲んですぐに治るということもなく、なかなか完治せずにもどかしい気持ちになってしまうことも多いかもしれません。しかし、ご自身がリラックスできる方法を見つけて、心が穏やかな状態で生きることができるように努めるのが大切なのでしょう。
この記事のアロマテラピーを参考に、うつ病で悩む方・気持ちが落ち込んでいる方にとって、少しでも不安が軽くなる力添えができれば嬉しいです。