様々なオイルはどうやって選んだらいいの?

アロマオイルやエッセンシャルオイルは似たようなものと感じますが、実は似て非なるものなので注意が必要です。
何が違うのかというと、エッセンシャルオイルは精油と呼ばれ、天然100%のものなのですが、アロマオイルはその限りではないということです。
ですのでエッセンシャルオイルは天然の物なので様々なことに使っても問題ないですが、アロマオイルはというと科学物質が入っていたりして刺激が強すぎるので、用途が限られています。

アロマオイルはあくまでも香りを嗅いで楽しむためのもの

アロマオイルはあくまでも香りを嗅いで楽しむために選ばれます。直接肌につけたりすると肌荒れの原因となりますので、注意してください。
そして、エッセンシャルオイルは何にでも使ってよいのかというとそんなわけでもなくて、成分によって適した使い方というのがありますので注意しましょう。

アロマテラピーに適しているのは精油だけ

アロマテラピーには天然100%の精油しか適していません。
といっても、店舗で手に取ってみて実際にそれが精油かどうかを見比べるのは難しいですよね。
そこで誰にでも判断できるものとして、AEAJ表示基準適合精油認定制度というものがあります。
これに認定されていると、その製品は安全に使うことができる精油ですよという目安となるわけですね。
認定されている製品は、以下の8項目が記載されています。ブランド名、品名、学名、抽出部分、抽出方法、生産国または原産国、内容量、輸入元です。
そして使用上の注意として、原油を皮膚につけないでください・絶対に飲用しないでください・お子様の手の届かないところに保管してください・火気には十分に気を付けてくださいと記載されています。
これらが記載されている製品であれば安全だというわけですね。

日本では精油は雑貨である

フランスでは精油は薬と同様に厳しい審査基準が設けられているのですが、日本では精油は雑貨扱いであるために、薬ほどの厳しい審査基準の上で検査されていません。
ですから専門店に売っているような高価なものも、100均に売っているようなアロマオイルも同様のものとして扱われているのが現状です。
もちろん使用してみればその違いはすぐに分かるのですが、やはり安全に使用したいのであれば安価なものは避けて、専門店にあるような信頼のおけるものを選びましょう。